2015.12.22

平成27年12月12日、慶應義塾大学病院で19回目となるサンタ企画が行われました。

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 サンタ企画は、クリスマスシーズンに病院で過ごされる患者さんやご家族の皆さまに、音楽やクリスマスカードを配り「喜んでいただきたい」という目的で、毎年この時期に活動をしています。当日には、正面玄関ホールや病棟で音楽団体が演奏を行ったり、サンタ服を着た看護医療学部の学生が手作りのクリスマスカードを配ったり、また、病室から出られない患者さんには、病室を訪問して演奏を行ったりしています。

 今回は慶應義塾大学の8つの音楽団体の学生56名と看護医療学部の学生40名が参加しました。音楽団体は「赤鼻のトナカイ」「We wish you a merry Christmas」などのクリスマスソングだけでなく「世界に一つだけの花」「ハナミズキ」など、誰もが親しみのある曲を演奏しました。

 音楽を聴きに来てくださった患者さんやご家族の皆さまからは、「ありがとう」や「感動した」という言葉をいただきました。参加した学生からは、「患者さんから声をかけていただき嬉しかった」「参加して良かった」という感想や、この企画の裏方を担当したサンタ企画実行委員の学生からも、「準備は大変だったけど、患者さんやご家族の皆さまが喜んで下さったり、参加した学生が楽しんでいる様子をみたり、とても嬉しかった」という声が寄せられました。演奏したものも、準備したものも、関わったすべての学生が、感動や喜びを得ることができる素敵な企画だということを改めて感じることができました。

 来年、サンタ企画は20周年を迎えます。第20回サンタ企画も素敵なものにできるよう努力して参りたいと思います。ご協力いただきました病院スタッフの皆様、そして何より、私たちの演奏を聴いてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。Merry Christmas!

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