2013.10.18

韓国(ソウル):The K-Seoul Hotelにて世界看護科学学会(WANS)第3回学術集会が開かれました。

 WANSは国際的な学術交流や看護分野での共同研究の推進を通じて、世界の人々の健康と福祉に貢献することを目的として設立され、2年毎に学術集会が開催されています。世界の看護関連の学術機関が組織会員となって構成されており、現在、世界で17組織、日本では日本看護科学学会他6学会が加入しています。

 今年のテーマは"Care for Vulnerable Populations : Global Perspectives"で、世界12か国から約100名が参加し、様々な視点から弱い立場の人々のケアに関する発表が行われました。 その中で、招聘講演 "Nursing care for elderly people with dementia in the aging society of Japan"を行いました。 講演では、日本における高齢社会の特徴や認知症高齢者ケアの取り組み、東日本大震災と認知症高齢者についてお話ししました。高齢社会を先に進む日本の実情への関心も高く、会場参加者と熱心なディスカッションをすることができました。

(看護医療学部長 太田喜久子)

会場:韓国(ソウル):The K-Seoul Hotel

会場:韓国(ソウル):The K-Seoul Hotel