看護医療学部では、塾生が幅広い視野をもった看護医療の先導者となるべく、自己の将来に向けて考える機会として、本格的な実習が始まる前に「Pinning Ceremony」を開催しています。2014年から始まったPinning Ceremonyは今年で10回目を迎え、3年生102名が対象となりました。
Pinning Ceremonyは、例年2年生で行われていましたが、看護学の学びをより深く身につけ、看護学実習や看護職を目指す志気が高まる3年生に変更されました。開催場所も、SFCキャンパス看護医療学部校舎から、信濃町キャンパス北里講堂で厳かに開催されました。
当日は、3年生門谷真歩君の生伴奏で塾歌を斉唱し、塾生としての志の強さを歌声より感じることができました。また、多くの来賓の皆様にご臨席頂きました。野末聖香 看護医療学部長の挨拶に始まり、伊藤公平 慶應義塾長、北川雄光 常任理事、金井隆典 医学部長、有田誠 薬学部長より励ましの言葉を頂戴し、茶園美香 紅梅会会長、加藤恵里子 大学病院看護部長より贈る言葉を頂きました。
ピンバッジ授与では、野末学部長および永田学部長補佐より、学生一人一人にピンバッジを手渡し、教員がそれぞれの胸に装着しました。
ピンバッチを授与された塾生たちは、皆で作り上げた22期生ステートメントを全員で唱和し、宣言しました。ステートメントは、ピニング学生委員(代表:松本沙羅君)が、学生全員から収集した一人一人の決意をまとめ、明文化したものです。保護者の方にも多数ご参列いただき、塾生の将来に向けた決意を見守っていただきました。
塾生は「Pinning Ceremony」の感動を胸に、看護・医療への新たな一歩を踏み出しました。今後の彼らの成長を楽しみ見守っていただければと思います。
撮影:竹松明季,他