2024.03.12

看護医療学部卒業生の佐藤陽羽さんが、米国のワシントンD.C.で、TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラムの修了者としてスピーチを行いました。

2023年11月9日に米国ワシントンD.C.で行われた米日カウンシル*のアニュアルカンファレンスで、看護医療学部の卒業生(2023年3月卒業)の佐藤陽羽さんが、看護医療学部在籍中に参加したTOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム**を修了した後に、このアニュアル・カンファレンスの代表として選出され"Empowering the Next Generation: Harnessing Mentorship for Cross-Gen Collaboration & Connection"というテーマでスピーチを行いました。このスピーチは2日間にわたり行われたカンファレンスの最後に行われ、参加者に次世代を育成するための世代を超えた協働を促す意義深いものです。


佐藤さんのスピーチは53:00からとなります。
【YouTubeリンク】Empowering the Next Generation: Harnessing Mentorship for Cross-Gen Collaboration & Connection(動画が再生されます)

なお、佐藤さんより以下のメッセージを受け取りましたので紹介します。
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看護医療学部の国際交流委員会の先生から紹介されてこのプログラムに参加することで、緊急時や災害時に自分の大切な人、人々の大切な人を助けられる人になりたいといった、共通の夢を持つ仲間とそれを応援して下さる方々に出会えました。スピーチでは自分一人の力ではどうにもならない場面で、自分が信頼しているメンターに相談して新しい道が開かれた経験についてお話ししています。私は現在NPになることを目指して単身渡米し、アメリカの救急救命科で働いています。慶應義塾大学で学んだ看護、TOMODACHI J&J 災害看護プログラムで学んだ知識と技術、そしてそこから広がったネットワークは私にとって、かけがえのないものです。

*米日カウンシル:
米日カウンシルは2008年に設立された教育的非営利団体で、ワシントンDCに本部を置き、カリフォルニア、ハワイと東京にスタッフを置いています。2012年には、TOMODACHIイニシアチブの運営支援を目的とし、米日カウンシル-ジャパンが設立されました。2013年に公益財団法人に認定された米日カウンシル-ジャパンは、東京を本部としています。
米日カウンシルに関する詳細は、こちらをご覧ください。
米日カウンシル

** TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム
次世代を担う看護学生10名が約半年にわたる研修を通して、自身の体験や教訓を生かし、災害や有事に対応する技能と知識を身に着け、将来災害看護分野を牽引するリーダーとして、学びを各地で広め、還元していくことで、日本の災害看護全体の基盤強化に貢献することを目指したプログラムです。佐藤さんは看護医療学部在籍中の2022年度にこのプログラムに参加しました。
プログラムに関する詳細はこちらをご覧ください。
TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム