Open Research Forum 2018「第12回 SFC学生の研究・活動発信」ポスター部門で、看護医療政策学生会(SAPnmc)の発表「最後まで自分らしさをデザインする〜End of Life Planningサポートシステムの構築~」が、第3位を受賞しました。
発表したのはSAPnmcの2年生、田村冴香君、島田宗太郎君、平川慶香君、山本桃子君。
日本は超高齢社会のただ中にあり、終末期を過ごす在宅ケアや施設等の不足による看取り難民や孤独死の増加が危惧されています。SAPnmcは、ひとり一人が自分らしい死の在り方を考え、最期の場所と過ごし方を選択するEnd of Life Planningに焦点をあて、「デス・エデュケーション」、「ソーシャルキャピタル」、「アドバンス・ケア・プランニング」の3つの観点から関係機関へのインタビュー調査や、全国の大学生へのアンケート調査を実施しました。この結果をもとに、若い世代がEnd of Lifeに関心を深め、コミュニティの中でEnd of Life Planningをサポートする担い手になるためにはどうすればよいかを考察し、「End of Life Planningサポートシステム」を提案し、これらを発表しました。会場では、多くの大学生や一般の方が立ち止まり「もしバナゲーム」を一緒にしたり、説明に耳を傾けたりしていました。