協定校である韓国・乙支(ウルチ)大学校による「2018Global Nursing Competency Promoting Program (2018年度国際看護コンピテンシー推進プログラム)」が2018年8月6日(月)から11日(金)までの5日間開催され、慶應義塾大学看護医療学部から10人(4年生:4人、3年生:4人、2年生:2人)が参加し、乙支大学校の看護学生と共に学びました。
このプログラムは、慶應義塾大学看護医療学部が2016年度から開始した「短期留学受け入れプログラム」に乙支大学校の学生が参加したことがきっかけとなり、開始されたという経緯があります。2017年8月に乙支大学校看護学生と慶應義塾大学の看護学生が韓国で共に学ぶプログラムとして実施され、今年度が2回目の開催となりました。
乙支大学校の担当者によると、このプログラムは、2018年2月に慶應義塾大学で開催した「短期留学受け入れプログラム」に参加した乙支大学校の学生が、リーダーとして準備段階から関わってきたとのことです。プログラム期間も参加学生の学びを積極的にサポートしていました。
参加した学生たちは、看護職の役割や看護に必要とされる能力などについて韓国と日本の比較を通して深く学ぶとともに乙支大学に関連する複数の病院での見学実習や高齢親和体験館での体験学習にも取り組みました。乙支大学校と慶應義塾の学生は、一対一のペアで見学実習などを実施し、学生同士での学びの多い機会となりました。

乙支大学城南キャンパスでのオープニングセレモニー
イム学部長からの挨拶

城南高齢親和体験館(ウルチ大学の産学協力施設)
高齢者体験

乙支大学病院(大田キャンパス)
見学実習

乙支病院(ソウル・蘆原区)
見学実習
最終日のグループディスカッション

集合写真