セミナー・シンポジウム
2019年度
看護ベストプラクティス研究開発・ラボ
第8回研究報告会
- 日時
- 2020年1月28日(火)15時00分~16時30分
- 場所
- 慶應義塾大学看護医療学部 孝養舎2階 マルチメディアカンファレンスルーム
プログラム
-
講師 宮川祥子(慶應義塾大学看護医療学部・准教授)
テーマ「看護×Fab:3Dプリンターによるケアのものづくり」今回は、看護ケアに必要とされるものづくりに取り組まれている看護医療学部宮川准教授より、上記テーマについて報告いただいた。当日は、ラボメンバーや大学院生など計22名の参加があり、看護のものづくりという新たな可能性を知る機会となった。 上記報告後、実際に3Dプリンターで作成された作品を来場者が手に取る機会を頂き、3Dプリンターの価格や素材、作業時間、評価に関する質疑応答が行われた。また、医療用品などをディスポーザルにできれば、感染予防にもなるのではないか等の意見交換もなされた。 ご参加いただいた皆様に御礼申し上げます。
看護ベストプラクティス研究開発・ラボ
第7回研究報告会
- 日時
- 2019年9月26日(木)17時30分~19時00分
- 場所
- 慶應義塾大学看護医療学部 孝養舎2階 マルチメディアカンファレンスルーム
プログラム
-
1) 新幡 智子 (慶應義塾大学看護医療学部 専任講師・プロジェクトA)
テーマ「看護師に対する緩和ケアの教育プログラムとその有効性について」2) 大坂 和可子(慶應義塾大学看護医療学部 准教授・プロジェクトA)
テーマ「早期乳がん患者の術式選択における意思決定ガイド提供の効果: ランダム化比較試験」今回は、プロジェクトAから2名の活動内容について報告いただいた。当日は、ラボメンバーや大学院生など計19名の参加があり、講演後、参加者間で活発な意見交換が行われた。1つ目の講演では、調査対象者についてプログラム内容の詳細や運営体制について、2つ目の講演では、ランダム化比較試験におけるリクルートの方法や具体的な尺度の項目内容等について質疑応答が行われた。演者から臨床実践の質の向上につながる取り組みついて研究のプロセスを丁寧に説明いただいたことで、貴重な学びの機会となるだけでなく、研究に取り組もうとしている参加者にとっては研究意欲を刺激される機会となった。ご参加いただいた皆様に御礼申し上げます。
2018年度
看護ベストプラクティス研究開発・ラボ
第5回研究報告会
- 日時
- 2018年9月26日(水)17時30分~19時00分
- 場所
- 慶應義塾大学看護医療学部 孝養舎2階 マルチメディアカンファレンス室
- 参加者
- 34名
プログラム
- 講演
1) 朴 順禮(慶應義塾大学看護医療学部専任講師・プロジェクトA)
テーマ「マインドフルネスによる介入はがん患者にどのような変化をもたらすのか」講演後、マインドフルネスプログラムの詳細(実行可能な介入回数や、方法等)についての質疑やEBPの情報を常に更新し続ける方法や課題に関して意見交換が行われました。
2) 深堀 浩樹(慶應義塾大学看護医療学部教授・プロジェクトA)
テーマ「日本の老年看護学領域におけるEvidence Based Practice の促進に関する研究」講演後、海外の状況に関する質問などがあり、Evidence Based Practiceを促進するには、個人の努力にとどまらず、病院との連携や学会との協働の重要性について再認識できた等の意見がありました。
3) まとめ
2名のプレゼンテーションから、マインドフルネスに関する知識と活用の現状ならびにEvidence Based Practice促進に関する今後の課題等について、貴重な学びを得ることができました。 お陰様で盛況のうちに終了することが出来ました。ご参加いただいた皆様にお礼申し上げます。
2016年度
看護医療学部 看護ベストプラクティス研究開発・ラボ-2016年度 第1回研究報告会-
- 日時
- 2016年8月2日(火)17時30分~19時00分
- 場所
- 慶應義塾大学信濃町キャンパス孝養舎 202教室
プログラム
- 高齢者支援方法の開発-園芸活動の適応を通して-
太田喜久子(慶應義塾大学看護医療学部 教授)
真志田祐理子(慶應義塾大学看護医療学部 助教)
増谷順子(首都大学人間健康科学研究科 看護科学域 助教) - 研究を実践につなぐ -がん患者に対するベストプラクティスの開発-
小松浩子(慶應義塾大学看護医療学部 教授)
矢ヶ崎香(慶應義塾大学看護医療学部 准教授)
看護ベストプラクティス研究開発・ラボでは、3つのプロジェクトに分かれて研究を推進しています。プロジェクトAは「看護実践の質保証研究開発」、プロジェクトBは「ベストプラクティス先導ナースのキャリア開発」、プロジェクトCは「倫理的看護実践のためのシステム構築」である。
今回は、プロジェクトAから2つ研究グループが活動内容について報告し、最後に全体での意見交換を行った。当日はラボメンバーのみならず大学院生や病院関係者など計36名が参加した。
(敬称略)



2015年度
「レジリエンス」の高い看護職者養成を目指して
レジリエンスビルディング®~職場全体でレジリエンスを高める工夫~
- 日時
- 2016年1月22日(金)18時00分~19時30分
- 場所
- 慶應義塾大学信濃町キャンパス孝養舎 202教室
プログラム
講師:市川佳居(博士・医学)
(ピースマインド・イープ株式会社,国際EAP研究センターセンター長・取締役副会長)
多くの企業・機関 等において「レジリエンスビルディング」をサポートしている市川佳居氏を講師にお招きし、「レジリエンスビルディング~職場全体でレジリエンスを高める工夫~」というテーマでセミナーを開催した。 レジリエンスとは、「挫折やつらいことがあっても、速やかに回復できる能力」であり、練習によって向上する。市川市が開発した「レジリエンス ビルディング ®」プログラムは、30 年のレジリエンス研究を基盤に、認知行動療法、ポジティブ心理学、 PTG(心的外傷後の成長)研究の手法を統合したプログラムであり、英国の E. ターナー氏らが 開発したレジリエンス強化トレーニングを、日本人向けに再構成したものである。 このプログラムは、①レジリエンスの6つの重要な構成要素(自分の軸、柔軟な考え方、対応力、人とのつながり、セルフコントロール、ライフスタイル)を理解し、②6構成要素のアセスメントツールでレジリエンスを評価、③自身のレジリエンスの「強み」・「弱み」を把握し、問題対処能力の向上をめざすという ステップで構成されている。
本セミナーには、大学病院看護部 45 名、他の医療機関の看護職 6 名、看護医療学部教員 20 名、学生 5 名 の合計76名の参加があり、参加者それぞれが6要素の質問表に回答してレジリエンス・レーダーチャートで自分自身の「強み」と「弱み」の特徴を確認しながら、レジリエンスの6要素それぞれの特徴やこれらを高めるための基本的なアプローチ方法、エクササイズ方法について学んだ。 参加者からは、「6つの要素で自分を客観的に見て、対策の立て方など具体的にわかって学びとなった」「自分の行動変容のヒントを得る良い研修だった」などの声が寄せられた。


2013年度
第5回:レクチャーフォーラム
『倫理的問題への対応~倫理コンサルテーション』
- 日時
- 2014年3月11日(火)18時00分~20時00分
- 場所
- 慶應義塾大学信濃町キャンパス孝養舎 202教室
プログラム
- 看護ベストプラクティス研究開発・ラボの概要紹介
ラボ・リーダー:小松浩子(慶應義塾大学看護医療学部 教授) - レクチャー:
講師:金城隆展
(琉球大学医学部付属病院地域医療部,特命職員・倫理コンサルタント) - ディスカッション
2012年度
第1回:キックオフ・フォーラム
看護ベストプラクティス研究開発・ラボ
- 日時
- 2012年4月11日(水) 10時30分~12時00分
- 場所
- 慶應義塾大学看護医療学部(藤沢キャンパス)201・202教室
プログラム
- 学部長挨拶 太田喜久子(慶應義塾大学看護医療学部 教授)
- 看護ベストプラクティス研究開発・ラボの概要紹介
ラボ・リーダー:小松浩子(慶應義塾大学看護医療学部 教授) - プロジェクトの紹介
① プロジェクトA「看護実践の質保証研究開発」
リーダー:野末聖香(慶應義塾大学看護医療学部 教授)
② プロジェクトB「ベストプラクティス先導ナースのキャリア開発」
リーダー:小池智子(慶應義塾大学看護医療学部 准教授)
③ プロジェクトC「倫理的看護実践のためのシステム構築」
リーダー:宮脇美保子(慶應義塾大学看護医療学部 教授) - 各研究紹介
- ディスカッション
第2回:シンポジウム
『患者にとっての最善のケア』
- 日時
- 2012年7月17日(火)18時00分~20時30分
- 場所
- 慶應義塾大学病院 2号館11階 大会議室
プログラム
- 看護ベストプラクティス研究開発・ラボの概要紹介
ラボ・リーダー:小松浩子(慶應義塾大学看護医療学部 教授) - シンポジウム
①「患者にとっての最善のケア-看護師の立場から-」
:清水奈緒美(神奈川県立がんセンター がん看護専門看護師)
②「患者にとっての最善のケア-患者の立場から-」
:重藤啓子(NPO法人肺高血圧症研究会 代表理事)
③「患者にとっての最善のケア-看護倫理専門家の立場から-」
:宮脇美保子(慶應義塾大学看護医療学部 教授) - ディスカッション
- 交流会
第3回:フォーラム
『実践と研究をつないでベストプラクティスを創る』
- 日時
- 2013年3月7日(木)18時00分~20時00分
- 場所
- 慶應義塾大学看護医療学部 信濃町キャンパス孝養舎 202 教室
プログラム
- 学部長挨拶
太田喜久子(慶應義塾大学看護医療学部 教授) - 看護ベストプラクティス研究開発・ラボの概要紹介
ラボ・リーダー:小松浩子(慶應義塾大学看護医療学部 教授) - 看護ベストプラクティス研究開発・ラボによる病院・大学共同研究グループの活動
- 広汎性子宮頸部摘出術を受ける患者への支援に関する研究:
片岡美樹(慶應義塾大学病院 師長)
矢ヶ崎香(慶應義塾大学看護医療学部 助教) - 小児のトータルケア研究会:
佐藤裕美(慶應義塾大学病院 師長)
安田恵美子(慶應義塾大学看護医療学部 准教授) - ディスカッション
- 広汎性子宮頸部摘出術を受ける患者への支援に関する研究: