「慶應義塾大学病院でのサンタ企画の活動」看護医療学部3年 篠塚昌代さん
サンタ企画とは、慶應義塾大学病院でクリスマスに行うイベントであり、看護医療学部学生が主催するボランティア活動です。今年で11年目になり、多くの方々から好評を得ることができ、年々規模が大きくなっております。
サンタ企画では、サンタ企画実行委員会のメンバーがサンタ服を着て患者さん一人一人に手作りのカードを手渡し、他の学部を含む有志の塾生が病棟や外来でクリスマスソングを演奏します。演奏のレベルは高く患者さんからも喜ばれ、アンコールが起こることもあります。また、音楽を聞いて口ずさむ方、スウィングする方、涙ぐむ方などもいらっしゃり様々な反響があります。演奏をする塾生からは「お客さんの感動している姿を間近で見ることができて、自分も感動した。」「始めて音楽の力を実感することができた。」などと喜びの声が聞かれ、「来年も是非参加させてほしい」とこちらから頼むのではなく逆に申し出てくれるほどです。また、病院の職員の方からも、「患者さんのいい気分転換になったようだ。」「今後も活動を続けていってほしい。」と励ましの嬉しいコメントを頂きます。教員の先生も協力してくださり、様々なアドバイスをいただけます。去年は塾内の新聞に掲載される機会を頂きました。
患者さんやそのご家族、演奏団体メンバーの笑顔を見ると、私達も自然に笑みがこぼれて、半年かけて準備してきてよかったと達成感と感動に満たされます。多くの方の協力を得てイベントを実行することは、すばらしい体験です。今年もみなさんに素敵なクリスマスをお届けすることができるように...☆委員一同、サンタの小人となってせっせとお仕事中です!
(3学年在籍時)