
看護医療学部ニュース
看護医療学部は2001年に9番目の学部として開設され、今年10周年を迎えることになりました。慶應義塾における看護教育は、初代医学部長の北里柴三郎博士が1918年看護婦養成所を設置されたことから始まるため、2018年には100年を迎えることになります。
このような歴史の上に、看護の視点を生かしこれからの時代における保健、医療、福祉の新しいあり方を先導できる人材を育てることを学部の使命としています。
看護医療学部校舎は湘南藤沢キャンパスにありますが、3年生は信濃町キャンパスで学びます。それぞれのキャンパスの特性を生かし、さらに他のキャンパスでの学びも含めた幅広い学習から、学生は自身の人間性を豊かにしています。また、学部では少人数教育に力を入れた演習や実習が約5割を占め、大学病院はもちろんのこと、他の一般・専門病院、保健所、施設、企業、学校、家庭など多彩な実習の場での体験から、看護実践力を身につけています。
10年の間に、いくつかのカリキュラムの改正や健康マネジメント研究科の創設がありました。さらに、医学部・看護医療学部・薬学部との合同で、互いの専門性を尊重した連携のあり方を学ぶ学部教育が2011年からスタートしました。
1期生が卒後7年目となる学部卒業生の動向ですが、毎年8〜9割が病院、保健所、企業等で看護師、保健師、助産師として働き、看護実践家としての道を選択します。慶應義塾大学病院には6〜7割が就職します。現在、大学病院看護師の約3割が卒業生となってきました。卒後3、4年目頃に転機があり、看護の専門性をさらに高めるため大学院に進学する者、研究・教育者をめざす者、国際的な活動分野に入る者、健康ビジネスに関わる者など活躍の場が広がっています。
このたびの大震災が起こり、私たちは人々の生命、健康、生活を守り、支えることの重要さと緊急さに直面しています。このような困難で複雑な時代においては、これまで以上に人々の生命、健康、生活の価値を重んじ、その支援者となることの意味を深く受けとめて、さらに新しい解決策を見出す先導者となる人材を育てていく必要があると考えています。
看護医療学部長 太田 喜久子
慶應義塾大学湘南藤沢事務室 看護医療学部担当
〒252-0883 神奈川県藤沢市遠藤4411
tel : 0466-49-6200
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