よくある質問(FAQ)

これまで、看護医療学部についての多くの質問が寄せられています。ここでは、そのうち特に質問が多い事項について、現状でお答えできる範囲で回答します。

社会人の編入学の制度はありますか?

「社会人」という枠ではなく、大学学部を卒業した方を対象に第2学年編入学試験を実施しています。

第2学年学士編入学試験

文系でも受験可能でしょうか?

看護学はそもそも、いわゆる文系・理系の境界がない学問領域です。そのような単純な色分けよりも、「人間」に関心をもつことこそが、大切にされる学問です。看護医療学部も、そのような観点からいろいろな個性をもつ方々に来て欲しいと考えています。ぜひ、積極的にチャレンジしてください。



海外留学や研修の機会はありますか?

学部独自の海外研修科目(選択科目)の設置や、慶應義塾大学全体の制度としての交換留学協定や海外大学での夏季講座があります。

海外での学習 海外への留学




授業料はいくらくらいですか? また、奨学金はありますか?

授業料や奨学金については学費・奨学金のページをご参照ください。

学費・奨学金

キャンパスについて教えてください。

看護医療学部は、1・2年次は湘南藤沢キャンパスで、3年次は主として信濃町キャンパスで、4年次は湘南藤沢キャンパス(SFC)と信濃町キャンパスで学びます。

授業の内容、他の学部との連携について知りたい。

カリキュラムの内容については、カリキュラムのページをご参照ください。 この看護医療学部で強調したいのは、総合大学で学ぶことの大きなメリットです。幅広い学問分野、多くの専門領域の教員、そして多様な学生、それらがあいまって慶應義塾大学という一大学府を形成しています。看護医療学部もその中のひとつの学部として、慶應義塾大学の未来をつくるしごとに参画していくこととなります。

カリキュラムについて

実習はどのようなものになるのでしょうか?

看護医療学部での看護学に関する実習は、大まかにいって三つのフェイズに分かれます。
まず、第1のフェイズは、1・2年次の湘南藤沢キャンパスにおける実習です。この段階では、キャンパスのある神奈川県藤沢市とその周辺地域の様々な病院・医療福祉施設等を実習施設として利用します。これらの実習で、みなさんは地域とそこに住む人々の健康の問題について理解をし、将来の活躍の場のイメージを育てていくことになるでしょう。そして、同時に学内での演習では、看護を実践するための基礎的技術の習得を行います。
そして、第2のフェイズは、3年次の信濃町キャンパスにおける、慶應義塾大学病院を中心とした実習です。ここでは、みなさんは総合病院における看護の実践や精神領域・終末期の看護を学ぶことになります。
そして、第3のフェイズは、4年次の統合的な実習です。ここでは、それまでに習得した知識・技術を統合する形での、在宅看護に関わる実習を行うことになります。また、4年次に保健師、または助産師(女子のみ)のコースを選択し、1年をかけて高度な知識や実践力を学ぶことができます(人数制限あり)。





寮はありますか?

湘南藤沢キャンパスには、湘南藤沢国際学生寮に加えて、2023年3月オープンのΗ(イータ)ヴィレッジの2つの寮があります。その他の慶應義塾大学学生寮やSFC推薦学生寮(民間施設)の利用も可能です。(SFCキャンパスライフ
信濃町キャンパス付近には大学の学生寮はありません。

大学院はありますか?

看護医療学部を主要な基礎学部とする大学院健康マネジメント研究科があります。学部卒業後に進学するコースの他に、5年間で看護学学士(慶應義塾大学看護医療学部)・修士(健康マネジメント研究科)の2つの学位が得られる「5年一貫プログラム」があります。

大学院健康マネジメント研究科

卒業後の進路について教えて欲しい。

みなさんは、「看護学を修める=病院をはじめとする医療施設で仕事をする」というイメージが、やはりいちばん大きいのではないかと思います。 たしかに、それも看護医療学部の目指すことのひとつではあります。しかしながら、看護学を修めてさらに資格を得ることは、最初の一歩です。そこから、どのような進路を切り拓くことができるのか、既成の考え方にとらわれない、ひとりひとりの想像力を大事にして、卒業後の進路を一緒に考えていきたいと思っています。
卒業生の進路は、そのような考え方を反映して、多様で多岐にわたるものとなっています。